退職についてはあまりいいイメージがないかもしれません。
退職を伝えてもボロクソ言われる方が多いと思います。
そこでこの記事では退職でボロクソ言われることについて詳しく説明していきます。
退職での対処法や転職についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
退職でボロクソ言われる理由
昔は終身雇用が当たり前でした。
上司が若かった頃は初めて就職した企業で定年を迎えるのが普通のことだったと思います。
今の若者はそんな考えの上司の元で働いている方が多いと思います。
退職したいと申し出るとポジティブな理由だったとしてもボロクソ言われてしまいます。
裏切られたと思われている
今まで一緒に頑張って仕事をしてきた仲間からすれば退職を申し出るあなたを裏切りと思うかもしれません。
それは仲間意識が強いからこそ残された立場の人は裏切られ気持ちが強くボロクソ言ってしまうと思います。
嫉妬している
自分はこんなにもこの会社で頑張っているのに、退職するって聞くと嫉妬心が生まれ嫌な気持になります。
今の会社よりも条件のいいところに就職するのではないかと気になってしまうものです。
羨ましくも感じるので退職する人のことをボロクソ言ってしまいます。
逃げだと思っている
退職したいと伝えると上司から逃げるのか、辞めても他の会社では通用しないとボロクソ言われることもあると思います。
それはあなたを辞めさせたくないだけにすぎません。
そのときはスルーして退職するのが妥当だと思います。
迷惑だと思っている
上司からすると今まで育ててきた部下が退職したいと言ってきたら、社内でのチームワークが崩れてしまい今までみたいに作業が進まなくなってしまうのではないかと心配をします。
役職のある立場の人ならば迷惑だとボロクソ言ってくるかもしれません。
無責任だと感じている
人手不足や一から人を育てることを考えると、上司からしたら部下の退職が無責任だと感じるのかもしれません。
今まで育ててきた、部下に対して投資してきたと思っているからこそ退職したいことを伝えると無責任だとボロクソ言われてしまいます。
退職でボロクソ言われた時の対処法
退職を伝えると今まで育ててきたのにとか恩を仇で返すつもりかなどボロクソ言われることもあると思います。
対処法について述べていきます。
証拠を残す
退職をしたいと上司に伝えると逃げだとか無責任だとかボロクソに言われると思います。
そのときはメモに言われたことや自分の気持ちを残したり、ボイスレコーダーに録音して証拠を残すといいと思います。
気にしない
退職を決めてから嫌味を言われたり捨て台詞を吐かれたりボロクソ言われることもあると思いますが、そのような会社を退職すると決めて正解だったと思い、気にしないことが一番です
法律を確認する
退職したいことを伝え会社の上司と話し合いにもならないときは法的な手段を使うことをオススメします。
有給消化や残業未払い問題などお金に関することも出てくる可能性があるので、ボロクソ言われて精神的につらいときは他の方に頼ることも必要です。
家族や友人に相談する
退職をすることを伝え嫌がらせをされたり、ボロクソに嫌味を言われたときは誰かに相談したくなると思います。
そのときは職場の上司や同僚ではなく友達や家族に相談するのがいいと思います。
退職代行を検討する
退職することを伝えてあまりにもボロクソに言われ精神的につらいとき、会社や上司と話し合いにならないときは退職代行サービスに頼るのもひとつの手段だと思います。
精神的につらくて会社にはもう行けないってときは退職代行サービスを利用しましょう。
弁護士に相談する
あまりにも会社がブラックで上司に退職のことでボロクソ言われてしまい心身共につらいときは弁護士に相談することができることを知っておきましょう。
身内だけではなく、第三者の方にも相談できる環境を作っておくのがいいと思います。
転職を検討する
上司のひどいパワハラや嫌がらせを受ける場合には退職して転職することを考えてもいいと思います。
ボロクソに暴言を吐かれてまでその会社にいる必要がないからです。
転職する際のポイント
転職サイトに登録する
自己分析する
退職することを決めたら次は転職に向けての自己分析が必要です。
なぜ転職したいのか？
今までボロクソに言われてきた会社を辞めて、どんな環境なら自分が楽しく働けるかなど整理しておくとスムーズに進むと思います。
待遇などの条件を考える
転職で後悔しないために労働条件や待遇をしっかり確認することをオススメします。
自分にとって一番のストレスは何か。
この会社で働いていけるかなど明確にするためです。
もし上司にボロクソ言われて退職したい気持ちが出てきても待遇や条件がよければ仕事を辞めたいという気持ちにならない可能性もあるからです。
転職活動を始める
転職活動は退職する3～6カ月前が目安です。
転職活動を働きながら行う場合は離職期間がないことや収入があることがメリットにあげられます。
上司にボロクソ言われて退職した後に転職活動を行った場合は面接の対応がしやすいことや、ゆっくり時間がとれることなどがメリットとしてあげられます。
退職する際の注意点
よく考える
退職をする際には転職活動をしながら、本当に転職してもいいのか？本当は退職しなくてもいいのでは？と、考えながらいろんな企業を見ていくのもいいと思います。
今の会社でボロクソ言われることもあると思いますが、ギリギリまでよく考えてみることも必要だと思います。
前もって伝える
退職は法律では2週間前に会社に伝えれば退職できますが、まずは職場の就業規則を確認しましょう。
確認したうえで予定を組んでいくといいと思います。
退職をしたいことを伝えボロクソ言われるような会社は早めに申し出るのがいいかもしれません。
トラブルを起こさない
退職するときはトラブルを起こさず円満に退職することが理想です。
退職前にトラブルになってしまうと退職後のトラブルに発展する可能性があるからです。
退職後にまでボロクソ言われるのはつらいですし、円満に退職できたら退職後も取引先として関係性が気づけるかもしれません。
無断で欠勤・退職しない
退職の意思を伝えいくらボロクソに言われても無断欠勤、無断退職はいけません。
無断欠勤をすると身元保証人に連絡がいったり、自宅を訪ねてきたりします。
いろんな方に迷惑がかかります。
そして場合によっては解雇扱いになります。
解雇扱いになると次の転職に響く可能性があるのでやめておく方がよさそうです。
転職サイトに登録する
転職サイトは簡単な情報を入力するだけで登録できます。
退職をしたい、上司にボロクソ言われて困っている人は、とりあえず転職サイトに登録してどのような求人が出ているのか確認することがいいと思います。
退職でボロクソ言われるまとめ
ここまで退職でボロクソ言われる理由や対処法、転職する際のポイントを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 退職することにより嫉妬されることもある
- 退職するときは誰に何を言われても気にしない
- 法律や退職代行に頼ってもいい
- なるべくトラブルは起こさない
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。