高卒のフリーターはやばい?転職や副業について解説

高卒でフリーターの友達などは周りにいるでしょう。しかし、高卒でフリーターは状況的にはやばいと言えます。

そこでこの記事では、高卒のフリーターがなぜやばいのか詳しく説明していきます。

今進路などで悩んでいる人も、高卒でフリーターがやばいと言われる理由や、就職に関すること、抜け出す方法なども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

高卒のフリーターは就職できる?

高卒で就職したものの、仕事が合わずやめてしまいフリーターになって20歳を超えてくると、やばいという気持ちになってしまいます。

しかし、高卒のフリーターだからといって就職できない状態ではありません。
就職に不利になりやすいということです。

高卒のフリーターがやばい理由

高卒のフリーターがなぜやばいのか、原因は複数存在するでしょう。
また、それには様々な理由が入り組んでいるはずです。

ここでは、高卒のフリーターがやばいとされる理由を、いくつか分かりやすく解説していきましょう。

仕事を選べない

高卒のフリーターがやばいといわれる背景には、仕事が選べないという理由があります。
面接で何年も高卒でフリーターの履歴書を見て、採用する側からすれば不安に思ってしまうのも無理はないでしょう。

正社員雇用をしてくれればいい、職種は問わないというのであれば就職は可能です。

扱いづらい

高卒のフリーターがやばいとされる理由の一つに、扱いづらいと思われやすい部分があります。
高卒で進路を決めずにフリーターでいたわけですから、やばいやつなのかな?という判断になるのは自然な考えです。

アルバイトと社員では仕事の内容や意欲も違うものです。
ずっとフリーターでいた人間を上司がどう扱っていいのか分からなくなってしまうのでしょう。

信頼されづらい

高卒のフリーターがやばいと思われる理由には、信頼されづらいということも挙げられます。
アルバイトはすぐに辞めることができます。

フリーターをどれだけ長くしていたのかにもよりますが、一般的には責任感を持って仕事を任せにくい、すなわち、信頼されづらいということになります。

フリーター歴が長いほど採用されづらい

高卒のフリーターがやばい原因の一つがフリーター歴です。
例えば、高卒で30歳までフリーターだったとします。

中途採用などの場合、正社員雇用をするには、即戦力や経験者などが求められることが多いですが、年齢と経験が比例していなければ、不採用になってしまうでしょう。

年収が低い

高卒のフリーターがやばいとされる理由の一つに、年収が低いことが挙げられます。
正社員雇用の場合、昇給や賞与がありますが、フリーターの場合、多少の昇給はあっても正社員とは全く違います。

10~60代フリーターの平均月収は20万円です。
また、ここから税金や保険料などが引かれると、およそ16万円程度になってしまいます。

10代20代なら手取りの差はあまりありませんが、年齢を重ねるごとに大きな差が出てきます。

出世しづらい

高卒のフリーターがやばいと言われる理由には、出世しづらいということもあります。
出世できない=年収が低いにも繋がりますが、フリーターの時期があるだけで差が出ます。

一般的に高卒よりも大卒の方が出世するのが早いですが、さらに高卒でフリーターの場合、高卒で正社員雇用された人よりも経験が少なくなってしまうこともあり、出世しにくいというのが現状です。

労働時間が長い

高卒のフリーターがやばいといわれる理由の中でも、労働時間の長さは大きいです。
どうしても時給の高い仕事を、日給が高いところへと思い、必然的に労働時間が長くなってしまいます。

労働時間が長かったり、不規則だったりするので厳しい条件をクリアしなければいけないのは高卒のフリーターが抱える難点でしょう。

高卒のフリーターから抜け出す方法

高卒フリーターのままでいるとやばいことが多いということが理解していただけたと思います。
では、どうやって高卒のフリーターから抜け出せばいいのか解説していきましょう。

転職サービスを利用する

高卒のフリーターから抜け出すためには、転職サービスを利用することが一つの足掛かりになります。
求人サイトや紹介サイトなどに登録をおこない、日常的に正社員雇用のチェックをおこないましょう。

転職サービスを利用すれば、自分のやりたい仕事やできる仕事もわかってきます。
そうすることで就職への意欲も湧き、フリーターから抜け出すきっかけになるでしょう。

スキルを身につける

高卒のフリーターがやばいと言われていますが、抜け出す方法の一つにスキルを身につけることで、仕事の幅を広くし選択肢を増やすことができます。

例えば、SEやプログラミングを専門とする職業など、知識を必要とする仕事もおすすめです。
スキルを持つことは、高卒のフリーターから抜け出すために大変有力な方法でしょう。

生活習慣を正す

高卒のフリーターがやばいと言われる原因として生活習慣の乱れがあります。
夜型の生活であったり、シフトが不規則で睡眠を全く取らない生活など一度見直しましょう。

正社員雇用されるために、朝起きて夜寝るという規則正しい生活に戻すことが大切です。
いざ、正社員になったとしても、生活リズムに体がついていかなければ体を壊してしまうかもしれません。

行動する

高卒のフリーターがやばいという理由の一つに、今の状態に満足や甘えを持って、正社員になろうと行動しないことがあります。

今のままでも大丈夫だと思っていませんか?まずは就活をしようと思っているだけではなく、そのための行動をすることがフリーターから抜け出せるターニングポイントなのです。

ハローワークを利用する

高卒のフリーターがやばいと言われてしまうのは、次の転職をまたバイトで見てしまうことです。
自分に見合った仕事を探しにハローワークへいきましょう。

ハローワークの窓口で就活の相談をすれば、積極的に正社員へのアドバイスをくれたり、今の自分に合った就職先を提案してくれます。

高卒のフリーターが就職しやすい職種・業界

高卒のフリーターで、やばいと言われていますが、どのような職業や業界がいいのか自分でもわからない人が多いのではないでしょうか。
ここでは高卒のフリーターが就職しやすい職種・業界を紹介します。

IT・WEB業界

高卒のフリーターが転職するために選択肢が少なくやばいと言われていますが、IT・WEB関係の職業は転職サービスなどでもよくあるニーズの高い職種です。

中でも、SEやプログラマー、WEBデザインなど人材不足なので、狙い目と言えるでしょう。
そのためにはある程度のスキルアップも必要です。

営業職

高卒のフリーターがやばいと言われていますが、中には人と話すことに長けている、ノルマに強いという人もいるでしょう。
そういう人には営業職がおすすめです。

営業職はその人自身を見て採用している会社が多く、未経験でも就職できる可能性が高いです。
コミュニケーションスキルなどに自信がある場合はチャレンジするのもいいでしょう。

高卒のフリーターが就職する際のポイント

高卒のフリーターが就職する際、やばいと思われないためにも就活を円滑にするためにポイントをおさえておきましょう。

正社員を目指す

高卒のフリーターが、さらにアルバイトへと転職しているようではやばいでしょう。
転職するからには必ず正社員雇用を視野に入れた就活をおこないましょう。

例えば、アルバイトで入ったとしてもその先に正社員雇用がある会社など、いつまでもアルバイトのままでいる会社より、社員雇用を謳っている会社を選びましょう。

自己分析をする

高卒のフリーターが考えるべきことの一つに、なぜずっとフリーターのままで今やばいのかを考える必要があります。

また、自分にはどんな職種が向いているのか、社交性があるのかないのかなどで目指す職種も変わります。そのために、自己分析を客観的におこないましょう。

業界・企業分析をする

高卒のフリーターになって何年経つのか、やばいと言われているが、今の職業から有利に転職できる職種はあるのかなど業界・企業などを分析することも大切です。

できるなら、今の業種を活かした転職なども考えましょう。
明らかにお門違いな職種を選んでしまうこともあります。

しっかり業界・企業の分析をしましょう。

フリーターの理由を整理する

高卒のフリーターはなぜやばいのか?今までなぜ正社員にならなかったのか、なれなかったのかということを整理しましょう。

自分が今までフリーターでいたことを俯瞰でみることで、就職する際に正しい選択ができるようになります。

高卒のフリーターのままだとやばい人の特徴

高卒のフリーターのままの人には、それなりのやばい共通の特徴があります。
ここではそんな特徴を紹介しましょう。

目的がない

高卒のフリーターがやばいと言われるのは目的や、将来のビジョンがないことが挙げられます。

結婚して家を買いたい、子供がほしいなどの目的がなければ、このままフリーターでもいいのではないかと思ってしまう人が多いようです。

貯金がない

高卒のフリーターでやばい人の特徴として、貯金をしていないことが挙げられます。
これは、目的がないということに付随しますが、貯金をする目的がないといえます。

計画性がないともいえますが、貯金をしてスキルアップや将来のために蓄えるという考えがない人もいます。

家族がいる

高卒のフリーターの多くは、親が元気で実家ぐらしというケースが多く、やばいと言われています。その場合、生活費を実家に入れる形になり、多くの親はシビアに生活費を子供に求めません。

いつまでもその環境に甘えてしまい、ズルズルとフリーターのまま年月が過ぎている人も多いようです。

危機感がない

そもそも、高卒でフリーターがやばいという危機感がない人が多いでしょう。
今、仕事を失ってもまた就ける、実家だしなんとかななど危機感に欠ける面があります。

正社員雇用の場合の補償とフリーターのままでの補償の違いや、老後のことなどに対しても危機感を持っていない人が多いのも特徴です。

高卒のフリーターで考えること

高卒のフリーターが就職について・将来について考えることは今からでも遅くはありません。
今までの自分の考え方を改め直してみましょう。

正社員を目指してやり直す

高卒のフリーターはやばいと言われることを自分なりに考えて、一度立ち止まって正社員を目指してやり直してみることを考えるのもいいでしょう。

フリーターと正社員の違い、正社員のメリットや将来性などもよく考えて、改めて正社員を目指すことを考えてみましょう。

抜け出せないままでいいのか

高卒のフリーターのままで、このまま抜け出せないことがやばいという危機感を一度持ってみましょう。

または、抜け出せないままで本当にいいのか?と自分に問いかけてみましょう。
そうすれば、自分の中で、就職したほうがいいのではないかという気持ちが出てくるかもしれません。

まだまだ巻き返せる

高卒のフリーターだから、やばいやどうせ就職できないというような考えではなく、まだ就活をして正社員になれるという考えを持ちましょう。

高卒でフリーターの方の中には、やはり諦めてしまうことも多いです。
フリーターの知識や経験を生かした職種も、未経験でもまだまだ就活のチャンスはあると考えましょう。

高卒のフリーターの時にしたいこと

高卒のフリーターの時期をどう過ごすかということでも、やばいといわれるのかそうではなくなるのかということが変わってきます。
そんな高卒のフリーターの時にしたいことをまとめてみました。

いろいろな人と会う

高卒のフリーターがやばいと言われる理由として、閉鎖的な生活をしている人が多いことがあります。

趣味でも友達でもいいので、いろんな人と話し様々な価値観を培いましょう。
そうすることで、就職することへの思いや信念などが心に生まれるでしょう。

資格やスキルを身につける

高卒のフリーターの時に、やばいといわれないように、資格やスキルを身に着けましょう。
仕事先のスキルを身につけることで、就職の選択肢も広がります。

高卒のフリーターでいる間に、就職に有利な資格を一つでもとっておくといいでしょう。
専門分野の資格は就職で必ず役に立ちます。

副業をする

高卒のフリーターが今やばいといわれないように、やっておいたほうがいいこととして副業があります。

副業をすることで収入面でも安定することや、貯金をすることもできます。
余裕を持って就活に入るためにも、収入を多く得たほうがいいでしょう。

物販をする

高卒のフリーターのときに、やばいと言われないようにやるべきことの一つに物販があります。
それはネットでの物販でもいいですし、自分のスキルを売るものでもいいでしょう。

副業と似ていますが、収入面だけではなく、物流のしくみを学ぶことができたり、スキルを売ることができる勉強にもなります。

高卒のフリーターはやばいまとめ

この記事では、高卒のフリーターがなぜやばいと言われるのか、どうすれば抜け出せるのかなどに着目して解説してきました。
この記事のポイントをまとめると以下の通りです。

  • 高卒のフリーターは仕事が選びづらい
  • 高卒のフリーターであることに危機感を感じなければいけない
  • 様々な転職サービスを意識的に利用する
  • スキルを身につけることで職業の幅が広がる
  • フリーターだからといって就職ができないわけではない

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。