仕事に行きたくない?助けて欲しい人に対処法を解説

毎朝起きてから「仕事に行きたくないな」と思う方は多いのではないでしょうか。
仕事に行きたくない気持ちから眠れないなど、つらくて誰かに助けてもらいたくなることもあるでしょう。

そこでこの記事では、会社に行きたくない人の行動や理由を説明していきます。
会社に行きたくない時の対処法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

【助けて】仕事に行きたくない時の行動

仕事に行きたくない時、わたしたちの身体から「助けて」というサインが出ます。
体からのSOSとしてどのような行動が現れるか詳しく解説します。

眠れない

「寝たら朝になって仕事の時間になってしまう、行きたくないな…」
「早く寝ないと遅刻してしまうのに眠れない、助けて」

このような気持ちになってしまうとなかなか眠れません。
いずれも身体が緊張状態となりリラックス状態に入れないことが原因です。

眠れない日が続くことで免疫力低下やメンタル面の不調を引き起こすこともあります。
その結果吐き気などの体調不良により、ますます仕事に行きたくなくなるという悪循環が生まれるでしょう。

泣く

朝起きた時や朝の通勤途中の電車や車の中で無意識のうちに涙が出てきてしまいます。

涙は心と身体からのSOSです。
自分が感じている以上に仕事に行きたくないという気持ちが強い状態です。

心と身体からの「助けて」というメッセージを受け止めましょう。

疲れが取れない

「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」
「疲れているから仕事に行きたくないな」

疲れが取れないという症状も身体からの「助けて」のサインです。
特に精神的なものからくる疲れは回復までに時間がかかることも多いでしょう。

吐き気

仕事に行こうとすると吐き気がするのはかなり限界が近いことを表しています。
吐き気は胃腸の不調や自律神経の乱れにより引き起こされます。

「仕事に行きたくない」というストレス状態が続くことが原因でしょう。
吐き気は「仕事に行きたくない、助けて」というストレスから起こる症状でも重い方ですので、休んでも治らない、または数日続くようでしたら医療機関に行くことをおすすめします。

腹痛

「最近毎朝腹痛に悩まされてる」
「電車に乗るとお腹が痛くなる」

こういった症状も「会社に行きたくない、助けて」というストレス状態が続くことで引き起こされます。

吐き気と同様、胃腸の不調や自律神経の乱れにより起こる身体からのSOSです。
過敏性腸症候群など別の病気の原因にもなり得るため、医療機関を受診するなど早めの対策をとることをおすすめします。

仕事に行きたくない理由

仕事に行きたくない時に出る身体や心からの「助けて」のサインを確認できました。
では次に仕事に行きたくない理由を探っていきましょう。

心が疲れている

「最近ミスが増えて上司に怒られてばかりだな」
「彼女に振られてとても落ち込んでる」

職場でミスが続いたり、プライベートでショックな出来事があると心が疲れた状態になります。
心が疲れていると仕事に対する意欲がわかなくなってしまいます。

その結果、仕事に行きたくなくなってしまうのです。
有給を取得して気分をリフレッシュしたり、小旅行に行って頭の中から一旦仕事のことを排除することで心の疲れが回復するかもしれません。

また勇気を出して身近な人に「仕事に行きたくない、助けて」という相談をしてみるのも良いでしょう。

体が疲れている

「体が疲れて朝起きるのがしんどい、助けて」

体が疲れている場合も仕事に行きたくない原因となります。
残業続きで睡眠時間が十分取れない、どことなく体調不良が続いてるなど理由は様々です。

体の疲れが取れない時は十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心がけてみましょう。
それでも治らない場合、別の病気の可能性があるため一度専門機関の受診をおすすめします。

人間関係に悩んでいる

職場の人間関係も仕事に行きたくなくなる原因となります。
転職理由になるくらい、働く上で重要なのが職場の人間関係です。

パワハラや職場の人となじめないなど、自分で解決しようとしてさらに人間関係が悪化することもしばしばあります。
そのため、まずは職場や親しい同僚などに相談をし、助けてもらえるようでしたら協力してもらうのも一つの手です。

仕事に疲れた

「残業が多すぎて疲れてきた」
「仕事量が多すぎてパンクしそう」

残業時間や仕事量が多い場合、仕事自体に疲れてしまい仕事に行きたくない状態となります。
同僚や先輩に仕事を助けてもらえる場合は頼むことで残業時間や仕事量を減らすことができます。

しかし実際は職場の人も忙しく、頼める状況ではないことが多々あります。
そのような場合は仕事の優先順位を決める、〇時までには帰る、等自分の中で計画や決まりを作るのがおすすめです。

やりがいがない

仕事にやりがいがないことも、仕事に行きたくない原因の一つになります。
会社で働く場合、1日の約1/3以上の時間を仕事や会社に費やします。

起きている時間の半分以上を仕事に費やすため、やりがいのない仕事の場合とても退屈な日々が続くことになるでしょう。

結果として仕事に行きたくなくなってしまうのです。
対策として、他の仕事を任せてもらえないか相談する、仕事が多くて助けてほしい人を探してみる、自分の希望する職種に転職するなどがあげられます。

待遇が悪い

「仕事量に対して給料低いな」
「社会保険に未加入で安心して働けない」

このように仕事に対して待遇が悪いと仕事に行きたくないという気持ちになるでしょう。
仕事をする根本的な理由は、お金を稼ぐことです。

生活できるだけのお金を稼ぐことができて初めてやりがいを求めるものです。
仕事量に対して給料が低い場合、職場の面談などでの相談やキャリアアップの転職などを検討するのも良いでしょう。

また社会保険加入条件を満たしているが社会保険未加入、サービス残業が横行しているなど違法な場合もあります。
こちらは労働基準監督署で助けてもらえるため、相談することをおすすめします。

ミスをする

仕事でミスが続いてしまうときも仕事に行きたくない状態となります。
仕事でミスが続くと自分に自信がなくなったり、先輩や上司にミスを指摘され落ち込むこともあるでしょう。

周りの人から、仕事ができない人として認識されているのではないかと感じ、余計に仕事に行きたくなくなります。
しかし人間がミスをするのは当然のことです。

あまり気負いせず、ミスを減らせるよう報連相をこまめに行う、わからなければ先輩などに「助けて欲しい」とヘルプを求める、などできることから少しずつ改善していきましょう。

モチベーションがない

モチベーションがない場合、仕事に行く理由がわからなくなり仕事に行きたくなくなります。
仕事に対してモチベーションがない場合、毎日小さな目標を設定することで達成感を味わえるようにする、困っている後輩の仕事を助けてみる、などモチベーションが上がる工夫をしてみましょう。

またプライベートで欲しいものを買ってみる、好きなアーティストのライブに行く、などお金を使う予定を作ることもおすすめです。
お金を使う予定ができることで、お金を稼がなければという仕事に対する目的ができモチベーションが上がります。

通勤時間のストレス

「毎朝早起きできずバタバタして疲れる」
「家から会社までの距離が遠くて通勤がつらい」

通勤時間のストレスによって「仕事に行きたくない、助けて」という状態になることもあります。
仕事自体は好きな場合でも、通勤により朝から疲れてしまうため結果的に仕事に行くのがつらくなります。

金銭的に余裕がある場合は会社の近くに引っ越すのも良いでしょう。
また時差出勤や在宅勤務を認めている会社であれば、上司に相談してみるのも手です。

仕事に行きたくない時の対処法

仕事に行きたくない理由は様々であることがわかりました。
次に「仕事に行きたくない、助けて」となった時の対処法について解説します。

休む

有給休暇が付与されている場合、1〜2日休暇をとってみましょう。
1〜2日位であれば、よほど人手不足の会社でない限り仕事に大きく影響することはないです。

計画的にとるのが理想ですが、「どうしても今日は仕事に行きたくない」という日には朝連絡すれば問題なく休めるはずです。

メンタルや体調の不調を我慢して会社に行っても、他の社員に助けてもらうばかりで余計につらくなってしまいます。
中途半端に頑張るくらいなら休んでしまうのがいちばんです。

休職する

仕事に行きたくない気持ちが強く、メンタル面や体調面の不調が続く場合、精神疾患の可能性もあります。

精神疾患の場合は病院に相談することでつらい気持ちを助けてもらえる場合も多いです。
また仕事を休職をして治療に専念することもできます。

異動する

今の部署が原因で仕事に行きたくない気持ちが強い場合は、異動を希望してみましょう。
希望する部署に空きがある場合、異動を認めてもらえる可能性もあります。

また現在の部署の仕事や人間関係が原因で「仕事に行きたくない、助けてほしい」という相談をすれば、会社が他の対策を考えてくれるかもしれません。

転職を検討する

仕事に行きたくない原因に解決策がない、キャリアアップのために転職を考えている場合は転職を検討することもひとつの手段です。

「仕事に行きたくない」理由の多くは職場の人間関係や社内環境、年収などであり、これらは転職により解決できる可能性の高い要因でもあるからです。

限界がきて助けてもらうのを待つより、思い切って自分から動く方が自分も成長できます。

副業をする

仕事に行きたくない場合は副業を始めてみるのもおすすめです。
趣味から派生した副業やおこづかい稼ぎ程度の副業でも何でも良いです。

副業を始めることにより、仕事以外でお金を稼げる安心感ができ家計の助けにもなります。
副業が軌道に乗れば、副業一本で生活できるようになる可能性もあるため、仕事に行きたくないという悩みを根本的に解決できるかもしれません。

また副業をやることで気分転換にもなるためおすすめです。

相談する

「仕事に行きたくない、助けて」という気持ちを誰かに相談してみましょう。
環境の改善などの対策をとってもらえる可能性から、会社の人に相談できるようであれば会社の人が一番良いです。

しかし会社の人にはなかなか心を開くことは難しいです。
そのような時は友達や恋人、両親など自分の心に寄り添って話を聞いてもらいましょう。

的確なアドバイスや共感を得ることにより、仕事に行きたくない気持ちが少し和らぐかもしれません。

ストレス発散する

仕事に対するストレスを思いっきり発散してみましょう。
趣味に没頭するもよし、運動して汗をかくもよし、とにかく好きなことに全力を注いでみましょう。

何かをやる気力もない、という人は山やカラオケボックスに行って「仕事行きたくない!誰か助けて!」など大声で叫んでみましょう
きっと心がすっきりするはずです。

気持ちを整理する

仕事に行きたくない気持ちがどうしようもなく強くなったときは、一度自分の気持ちを整理してみましょう。

どうして仕事に行きたくないのか、仕事に行きたくない原因を探ってみましょう。
そして誰にどのように助けてもらいたいか、どうすれば仕事に行きたくなるかなど解決策も考えてみましょう。

このように気持ちを整理することにより、自分の気持ちを理解しがんばっている自分に寄り添うこともできるでしょう。

仕事に行きたくない時にやってはいけないこと

仕事に行きたくない気持ちが強くなりすぎると、突発的に行動してしまうこともあります。
しかし中には衝動的に動いたことが原因で、さらに仕事に生きづらくなることもあります。

そこで仕事に行きたくない時にやってはいけないことを解説します。

無理をし続ける

無理をして出勤し続けることはやらないのが自分のためです。
「仕事に行きたくない、助けて」という気持ちを無視し続けると、精神的にも肉体的にも負荷がかかり続けます。

やがて自分が疲れていることにも気づけなくなり、ある日突然動けなくなってしまうことがあります。
そのような状態になると、回復するまでに何年もかかってしまうことも多いため、無理をし続けていることに気づいたらしっかり休みましょう。

勢いで辞める

どんなに「仕事に行きたくない、助けて」と感じていても、勢いで会社を辞めることは避けましょう。

勢いで会社を辞めることで会社に迷惑をかけてしまうことはもちろんのこと、「辞めなきゃよかった」と後悔する可能性もあるからです。
また勢いで会社を辞めることで「早く次の職を探さなければ」と焦ってしまい、冷静に転職先を決められず同じことの繰り返しになることもあります。

会社を辞めることはいつでもできます。
一度冷静になって、辞めた後のことも含めて考えてみましょう。

無断欠勤

仕事に行きたくない気持ちが強くても、無断欠勤は絶対にしてはいけません。
休む日の連絡は社会人として最低限のマナーだからです。

また連絡がないことで会社側も事故や事件の心配をします。
無断欠勤をすることで信用を失い、仕事上でも助けてもらえなくなることもあり得ます。

欠勤の連絡は基本的に電話ですが、どうしても話すのがつらい時はメールなどでもよいので休むことを伝えましょう。

ニートになる

ニートのままでは生活が破綻してしまうため、おすすめしません。
ニートは会社に行く必要がないため仕事に行きたくないという問題は解決できます。

しかし生活する上でお金を稼がなければいけません。

実家に頼れば良い、という人もいるかもしれませんが、親は一生助けてくれません。
会社を辞める場合は生活ができる程度のお金は稼げるようにしておきましょう。

仕事をやめられない理由

こんなに仕事に行きたくないのに、仕事はそう簡単には辞められません。
仕事を辞められない理由にはどのようなことがあるかを解説していきます。

収入がなくなる

最も考えられる理由は経済的側面です。

仕事を辞めることで収入がなくなり、生活できなくなってしまうからです。
ひとり暮らしの人や家族の家計を支える人は自分の収入を助けてくれるものがないため、仕事に行きたくないという理由で簡単に辞めることが難しい場合が多いです。

そのため仕事を辞める前に転職活動を行って収入面に不安のない状態にしておくことで、スムーズに退職ができるでしょう。

責任のある立場

仕事で責任のある立場にいる人も仕事を簡単に辞めることができません。
仕事を休むこと自体難しいため、「仕事に行きたくないから休みたい」「転職活動をしたい」と思っても実行することは難しいです。

転職先が決まらないと仕事を辞めることも怖くなります。
その上会社内で業務などを助けてくれる人が少ないことも辞められない理由のひとつです。

責任のある立場の人はこれらの理由から、仕事を辞めるのが難しいのです。

待遇がいい

会社を辞められない理由として、待遇が良いというプラスな理由もあげられます。
新卒などで大手企業に入り給料が高かったり福利厚生が良い場合、会社に行きたくない気持ちよりも会社を続けるメリットの方が大きくなる場合もあります。

そのため待遇が良い場合は仕事を辞めるメリット・デメリットと仕事に行きたくない気持ちのどれを自分の中で優先するか考えましょう。

仕事をやめられない時は退職代行

「仕事を辞めたいけど、もう会社には行きたくない」
「誰かが代わりに退職手続きをしてくれればいいのに」

そのような方におすすめするのが「退職代行」です。
退職代行とは本人に代わって会社へ退職の意思表示を示すサービスです。

費用は数万円かかりますが、会社を辞めたいけどどうしても会社に行きたくない、という人を助けてくれます。
迷っている場合はまずは相談をしてみてはいかがでしょうか。

転職する際の注意点【年齢別】

仕事に行きたくない場合の選択肢として転職があります。
年齢や状況によっても転職のやり方は様々です。

そこで年齢によって転職する際の注意点を解説していきます。

20代

20代は人生の中でも新たなことにどんどん挑戦していける期間です。
若いからこそ勢いで飛び込んで色々な経験ができます。

また「第二新卒」など、若さから採用してくれる企業も少なくありません。
そのため「仕事に行きたくない、助けて」と他人に助けを求めるよりも、自分の働きやすい職場や仕事を自分の目で探す方が経験になります。

しかし仕事を変えすぎると「スキルが身に付かない」「長続きしないと思われ転職が不利になっていく」などの問題が発生します。
今後の自分の人生計画を立てた上で、転職に挑戦していきましょう。

30代

30代の転職は20代に比べて制限や不利な状況は多くなります。
仕事に行きたくないという理由だけで転職することにより、年収が減るなど不利な状況に陥る可能性もあります。

そのため転職を意識した時点でなるべく早く行動することをおすすめします。

転職を見据えて、資格取得に積極的になるのも良いでしょう。
資格やキャリアがある場合、転職エージェントを活用するとスムーズに転職活動が進みます。

40代

40代の転職の場合、20代や30代に比べ即戦力を求められます。
そのため転職を成功させるためには並々ならぬ努力が必要な場合も多いです。

また家庭を持つ人も多いことから会社を辞めること自体のハードルが高くなります。
仕事に行きたくないという理由で転職を考える場合は、仕事に行きたくないという気持ちを自己分析してみましょう。

自己分析をすることで、仕事に対しての改善策が出てくるかもしれません。
原因が仕事である場合は転職活動をしてみましょう。

仕事に行きたくない,助けてまとめ

ここまで「仕事に行きたくない、助けて」という人に向けて仕事に行きたくない原因、対処法などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 仕事に行きたくない時の行動、理由を考える
  • 仕事に行きたくない時は自分に合った対処をする
  • 仕事に行きたくない時にも社会人として最低限のマナーを守る
  • 転職をする場合は自分の年代に合った転職方法を採用する

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。