- 「仕事に気持ちが切れたからやめたい」
- 「モチベーションが上がらないし、やる気も出ない」
- 「いつまでもこの気持ちでダラダラしていたくない」
このように仕事をしていても気持ちが入らずに集中ができない時もあります。
どの仕事をしていても大いにあることです。
気持ちが切れてしまったことで、転職や退職が頭に浮かびますが、その時の勢いだけでそう思うのであれば控えた方が良いでしょう。
この記事では主に仕事が切れた時はどのような症状が出るか説明します。
気持ちが切れてしまっていてもいい仕事はできません。
しっかりと自分の気持ちを再確認しましょう。
仕事で気持ちが切れた時の症状
仕事で気持ちが切れた時の症状にはどのようなものがあるでしょうか。
一般的に見られる症状について解説します。
- 突然無気力になる
- 鬱状態になる
- 涙が出る
- 吐き気がする
気持ちが切れてしまったきっかけを知ることで改善の方法が見つかるかもしれません。
仕事をする上でこのような症状が起きるのは珍しくはありません。
突然無気力になる
やる気に満ち溢れている人でもふとした拍子に無気力になり、仕事に対する意欲がなくなることはあります。
置かれている環境や上司は部下が変わることで戻る時もあります。
無気力な症状が長く続くことはよくないので注意しましょう。
鬱状態になる
鬱症状になりやすい人には特徴があります。
抱え込んでしまったり、人一倍努力をする方に多く見られる症状です。
このような人が仕事の気持ちが切れたと感じた時は、転職や退職を検討してみても良いでしょう。
涙が出る
急に涙が出るというのは鬱症状の一つです。
色々なストレスに追い込まれてくると感情のコントロールができなくなり、急に涙が出ることがあります。
また、些細なことで叫びたくなるほど感情が高ぶったり、家に帰った瞬間に大声で泣いたりと感情が不安定になります。
吐き気がする
仕事の時だけ吐き気を感じるときは注意が必要です。
過度なストレスが原因の可能性があるでしょう。
出勤前や前日の夜間などにもあらわれ、心身共に限界の状態です。
吐き気の他に頭痛や腹痛などの症状も併発することもあります。
仕事で気持ちが切れた原因
仕事で気持ちが切れてしまう原因はどのようなものがあるでしょうか。
よくある原因の紹介をします。
- ワークバランスが不安定
- 仕事量が多い
- 人間関係が悪い
- パワハラ
- 給料が仕事内容と見合わない
気持ちが切れてしまう原因は他にも様々あります。
自分の力で改善できる場合もあれば、他人の力を借りて改善できるものもあります。
改善が難しく転職や退職などで全てを断ち切らないと原因解消ができないこともあるので注意が必要です。
ワークライフバランスが不安定
仕事とプライベートのバランスが崩れてしまうことが原因となることもあります。
1日の中で仕事が占める割合が高くなると精神的に不安定になる傾向があります。
忙しくても休息の時間を作ることが重要です。
仕事量が多い
仕事量が多いとは単に就労していることだけではありません。
仕事や家事など1日の中でやるべきこと全てが仕事と言えます。
仕事を家に持ち帰ってきてしまう方は危険と言えます。
仕事とプライベートのオンとオフをしっかりつけるようにしましょう。
一人で抱え込まずに相談できる人に相談をしましょう。
人間関係が悪い
仕事をする上でとても重要なのが人間関係です。
上司や部下同僚などとコミュニケーションをしっかり取れない労働環境は常にストレスがかかります。
特に陰口や仕事の押し付けなどが目に見えないハラスメントになります。
このような場合は改善は難しいので転職や退職をすることもできますが、一番簡単に環境を変える方法としては部署異動が良いです。
まずは総務部や人事部に部署異動のお願いをしてみましょう。
パワハラ
パワハラは会社内での優位的立場を利用した部下への嫌がらせのことを指します。
パワハラに関しては上司から部下への嫌がらせが一般的ですが、他にもハラスメントはたくさんあります。
近年ハラスメントに対してしっかりとした処分をする企業が増えています。
日常的にパワハラがある企業は会社全体がよくない傾向の可能性があります。
転職や退職を検討してみても良いでしょう。
給料が仕事内容と見合わない
大きなプレッシャーがかかる仕事や残業で労働時間を長く頑張ってもその労働力に見合った給料が支払われないと仕事に対する熱意も切れてしまいます。
給料が仕事内容と似合わないと一向にモチベーションが上がることはないので、出世を目指すか、転職のため資格を取るなど何かできることを見つけるとよいでしょう。
仕事で気持ちが切れた時の対処法
仕事で気持ちが切れてしまう場面は様々です。
突然プツンと切れて熱意を失ってしまう時や、急な人事異動などの要因があるときがあります。
- 仕事を休む
- 上司や人事に相談する
- 家族や市乳に相談する
- 転職する
- 仕事を続けてみる
- 自分の考えを整理する
- 目標を立てる
- ストレス発散する
- 趣味に時間を使う
仕事を休む
責任感のある人は自分がいないとみんなに迷惑をかけてしまうとプレッシャーを感じ、体調不良でも仕事を続けてしまいます。
気持ちが切れたまま仕事を続けると、気づかずうちにストレスを溜め込み限界を迎えてしまいます。
仕事を休むことに罪悪感を感じてしまう人が多いでしょう。
しかし、気持ちが切れてしまったら仕事を休んで見るのが良い対処法です。
働く同僚などに負担はかけてしまいますが、サボるわけではなく休養のための休みなので割り切って仕事を休みましょう。
上司や人事に相談する
まずは上司や人事に相談するのも良い方法です。
仕事の悩みを相談することで、仕事の分散や部署異動などの環境の変化などをしてくれる可能性もあります。
上司や人事に相談するのは難しいことですが、仕事の悩み相談をして嫌がる上司は少ないかと思います。
上司や人事に相談するには日頃からコミュニケーションをとることが大切です。
積極的にコミュニケーションをとり、相談しやすい環境を整えるようにしましょう。
家族や親友に相談する
家族や親友など仕事とまったく関係がない人に相談するのも良い方法です。
一般的な感性で考えるので、同じ職場の人とは全く違う意見を聞くことができます。
他人に聞いてもらうだけでも気持ちが晴れることがあるので話してみると良いでしょう。
家族や親友に相談しにくい人は心療内科などのカウンセリングを受けるのも良いでしょう。
心療内科に行くことは決して恥ずかしいことではありません。
専門医に相談することで全く違う原因が見つかることがあります。
転職する
一度熱意が冷めてしまうとそこからモチベーションをあげることは難しく感じることが多いでしょう。
様々な方法を試してもなかなか気持ちが上がらない時は転職を検討しても良いでしょう。
全く違う職種につく場合は負担も大きくなりがちですが、その反面今まで経験をしたことがないことをするため刺激が強くリフレッシュにはなるでしょう。
全く違う職種につく場合は今の仕事との明確な差を見つけづらく、どの仕事もよく見えてしまいます。
自分に合っているか知るために転職エージェントなどを利用するのも良いでしょう。
仕事を続けてみる
ただ漠然と仕事を続けるのもスキルのひとつです。
過酷な環境であっても仕事を続けるのは精神的にも肉体的にも苦しいものがあります。
仕事の気持ちが切れて睡眠障害などの症状が出ている場合は無理のしすぎは禁物です。
自分の考えを整理する
気持ちが切れたと感じた時は自分の考えを一度整理してみましょう。
なぜそのような気持ちになっているか知ることで今後の対策や方向性などを決められます。
気持ちが切れた瞬間は喪失感などがありますが、自分を見つめ直す良いきっかけと前向きに考えることも良いでしょう。
同じ仕事を続けるのか転職や退職などをするかをしっかりと見つめる時間を作り未来の形を想像しましょう。
目標を立てる
簡単でいいので目標を立てることでモチベーションが上がることもあります。
まずは少し頑張れば超えられる目標を立て、目標を達成するという成功をしてみましょう。
成功を繰り返すと自信につながりモチベーションが戻ることもあります。
ストレス発散する
ストレスが溜まることでモチベーションが下がる原因にもなります。
自分の好きなことだけをして気持ちを落ち着かせたり、ゆっくり時間を使いのんびり過ごす方法もあります。
ストレスの発散方法は人それぞれなのでどの方法が自分に合っているか探してみましょう。
趣味に時間を使う
趣味がある人は、趣味に時間を使うのもやる気を取り戻すのに良い方法です。
仕事を忘れるのに一番良い方法は好きなことをすることです。
趣味の時間を作るのは大変ですが、それを目標に仕事を頑張るのもモチベーションが上がるでしょう。
仕事で気持ちが切れた時の退職のポイント
この章では退職のポイントと転職のイメージについて解説します。
退職するときにどのようなことに気をつけて退職するべきか知ることで転職の際は役に立つでしょう。
- 短期退職かどうか
- 転職する理由はあるか
- 退職前に転職活動を始める
退職といっても一般的には仕事を辞めるわけではなく転職することが多いかと思います。
上記のことを意識し退職するようにしましょう。
短期離職かどうか
転職の際は前職をどれぐらいの期間をやっていたかが重要視される場合が多いでしょう。
一般的に短期離職とは入社後3年以内の退職のことを指します。
短期離職が全て悪いとは限りません。
ポジティブな退職理由があれば悪い印象はあまり受けなくなります。
転職する理由はあるか
転職する明確な理由も重要です。
新卒とは違い転職者の多くがプライベート環境の変化で転職を考えることでしょう。
転職する際はキャリア形成や将来のビジョンなどしっかり踏まえた上で転職する理由を考えましょう。
退職前に転職活動を始める
退職してからの無職の期間が長ければ長いほど転職には不利になります。
無職の時間に変化に挑戦するなど目的があれば良いですが、理解してもらえない場合もあります。
退職前に転職活動を始めた方が良さそうです。
仕事で気持ちが切れた時の退職方法
退職を決めた時の一番大きな壁は辞めると伝えることです。
なかなか勇気が出ず一体どのような方法で伝えるべきか悩まれるかと思います。
おすすめの方法ややり方について解説します。
- 上司に伝える
- メールや電話で伝える
- 退職代行を利用する
退職すると決めたならズルズルと働いている必要はありません。
勇気を振り絞って伝えるようにしましょう。
上司に伝える
伝える時は直属の上司にまずは伝えましょう。
そこから段階的に上層部に上がっていくのが理想的です。
今までお世話になっていた上司に伝えるのはとても勇気がいることですが、言われる側としては他人から聞くよりも納得してくれるでしょう。
メールや電話で伝える
直接言うのが難しい方はメールや電話で伝えるのも一つの方法です。
面と向かって話すよりもスムーズに気持ちを伝えられる場合もあります。
電話の場合は相手の表情がわからないので不安になりますが、淡々と伝えられるでしょう。
退職代行を利用する
直接伝えたり電話やメールなども難しい時は退職代行の利用がおすすめです。
言い出せず退職する気持ちで仕事を続けるのは良いことではありません。
自分の意思をしっかりと伝えるために退職代行サービスを利用するととても簡単に切り出せます。
また、退職代行サービスを使うことで上司の退職の理解度も上がる傾向があるので、退職を伝えた後の仕事も気まずくならずに終えることができるでしょう。
仕事で気持ちが切れたら退職まとめ
仕事で気持ちが切れてしまった時にどうするべきか悩んでるかと思います。
気持ちが切れてしまった理由や対処法はいかがでしたか。
この記事では仕事で気持ちが消えてしまった時の状況の解説や対処法の紹介と、退職をするときにはどうするべきか解説をしました。